混雑している回線ではインターネット通信が非常に遅くなりがちですが…
「v6プラス」なら快適なインターネット通信が可能です。
ただv6プラス通信は、対応しているルーターを使わないと通信できないんですよね。
今から購入しようと思って調べても、
- どのルーターがv6プラス対応してるのかわからない
- 種類がありすぎてどれが良いのかわからない
- ルーターのスペックで比較したいけど基準がわからない
といったように、v6プラス対応ルーターを探すだけでも一苦労です。
今回の記事では各ルーターのスペックも踏まえ「v6プラス対応ルーターのおすすめ人気ランキング」のTOP3を紹介していきます!
目次
v6プラス対応ルーターのおすすめ人気ランキング!
この記事ではWi-Fiルーター販売の大手である
上記4社が提供している「v6プラス対応ルーター」について、
- 販売価格
- ルーターの発売日
- 無線の最大速度
- 最大接続台数
- ルーターの特徴
といった5つの条件を比較してTOP3にまとめました。
v6プラス対応ルーターを比較!スペック一覧
まずはランキングの根拠となるv6プラス対応ルーターの*スペックを一覧にまとめました。
メーカー | ルーター名 | 希望 小売価格 |
発売日 | 無線 最大速度 |
最大 接続台数 |
---|---|---|---|---|---|
NEC | Aterm WG2600HP3 | 約11,500円 | 2018年7月 | 1733Mbps | 18台 |
NEC | Aterm WG1900HP2 | 約8,000円 | 2018年7月 | 1300Mbps | 18台 |
NEC | Aterm WG1200HP3 | 約7,000円 | 2018年6月 | 867Mbps | 15台 |
NEC | Aterm WG1800HP4 | 約8,000円 | 2018年10月 | 1300Mbps | 18台 |
NEC | Aterm WG1200HS3 | 約6,000円 | 2018年10月 | 867Mbps | 18台 |
IO-DATA | WN-AX2033GR2 | 13,100円 | 2018年3月 | 1733Mbps | 16台 |
IO-DATA | WN-AX1167GR2 | 8,300円 | 2017年11月 | 867Mbps | 16台 |
ELECOM | WRC-2533GST2 | 17,970円 | 2018年10月 | 1733Mbps | 24台 |
ELECOM | WRC-1750GSV | 11,540円 | 2018年6月 | 1300Mbps | 18台 |
ELECOM | WRC-1167GST2 | 8,970円 | 2018年8月 | 867Mbps | 16台 |
BUFFALO | WXR-1900DHP | 26,600円 | 2014年10月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WTR-M2133HP | 27,700円 | 2018年1月 | 866Mbps | 27台 |
BUFFALO | WXR-2533DHP2 | 27,700円 | 2016年6月 | 1733Mbps | 3台 |
BUFFALO | WXR-1901DHP3 | 18,700円 | 2017年7月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WXR-1900DHP2 | 19,900円 | 2015年12月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WXR-2533DHP | 28,800円 | 2015年6月 | 1733Mbps | – |
BUFFALO | WXR-1751DHP2 | 14,300円 | 2017年4月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WXR-1900DHP3 | 18,700円 | 2017年3月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WXR-1750DHP2 | 14,300円 | 2017年4月 | 1300Mbps | 18台 |
BUFFALO | WXR-1750DHP | 16,500円 | 2015年8月 | 1300Mbps | 18台 |
「約◯円」はオープン価格品のためAmazon・価格.comの販売値平均です。
NECからは5種、IO-DATAは2種、ELECOMは3種、BUFFALOば実に10種類のルーターを選出してみました。
価格や通信速度、最大接続台数などのバランスを見てランキングを紹介します。
NECのAterm WG1900HP2
輝く第1位はNECのAterm WG1900HP2です。
その最大の理由は、
この6点が挙げられます。
WG1900HP2は価格と性能のバランスがピカイチなルーター
とくに評価したいのは高性能・低価格で販売されている点です。
例えば、
というのは基本的に10,000円以上で販売されているんですね。
メーカー | ルーター名 | 希望 小売価格 |
発売日 | 無線 最大速度 |
---|---|---|---|---|
NEC | Aterm WG1900HP2 | 約8,000円 | 2018年7月 | 1300Mbps |
NEC | Aterm WG1800HP4 | 約8,000円 | 2018年10月 | 1300Mbps |
ELECOM | WRC-1750GSV | 11,540円 | 2018年6月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1751DHP2 | 14,300円 | 2017年4月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1750DHP2 | 14,300円 | 2017年4月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1750DHP | 16,500円 | 2015年8月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1901DHP3 | 18,700円 | 2017年7月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1900DHP3 | 18,700円 | 2017年3月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1900DHP2 | 19,900円 | 2015年12月 | 1300Mbps |
BUFFALO | WXR-1900DHP | 26,600円 | 2014年10月 | 1300Mbps |
同メーカーの「Aterm WG1800HP4」を除き、Aterm WG1900HP2は他メーカーの製品よりもコスパに優れていることが分かります。
機能も見た目も文句なし!WG1900HP2ルーターの底力
さらに驚きなのが、NECが提供するWi-Fiルーターのほとんどの機能が使える点です。
Pv6対応、IPv6 High Speed、IPv6 RDNSSオプション通知、IPv6ブリッジ機、ビームフォーミング、ハイパワーシステム、オートチャンネルセレクト、アンドステアリング、見えて安心ネット、こども安心ネットタイマー、Wi-Fi設定引っ越し、らくらく無線スタート、WPS、らくらく「かざして」スタート、らくらくQRスタート2、らくらくネットスタートLife、Atermスマートリモコン、μSRアンテナ/μEBG構造、ディアルバンド中継機能、TVモード中継機能、高速中継機能、マルチSSID機能、ネットワーク分離機能、SSD内分離(セパレータ)機能、エコ機能
NECのルーター最上位機種である「WG2600HP3」と比較しても、使えない機能は4つ(ワイドレンジアンテナ、MI-MIMO、URLリダイレクト、ゲストSSID機能)しか違いがありません。
また「ルーターの大きさが非常にコンパクト」なのが特徴です。
実際に僕も「WG1900HP2」を持っているのですが、光回線工事で導入されるONUよりも2cm程度ルーター本体の幅が薄く、
ボディの材質も少し光沢があってとてもキレイなんですよね。
他のルーターの口コミを見ていると「画像で見るよりも安いプラスチック感が残念…」と見かけることもありますが、WG1900HP2は重厚感があってスマートなWi-Fiルーターと言えるでしょう。
NECルーターの管理画面が見やすい
ルーターの設定を行う際に、意外と厄介なのが管理画面の操作ですよね。
しかしAtermシリーズのルーター設定画面は明快でわかりやすく、かなり直感的に操作できます。
そのため、
- ネットワーク名や暗号化キーの確認
- 現在のネットワーク接続状況
といった設定など説明書を見なくてもかんたんに確認できるんですね。
管理画面が使いやすいのはかなりメリットと言えるでしょう。
NEC製Atermルーターの管理画面の入り方
WG1900HP2でPCとWi-Fi通信を行った状態で、
検索画面に「192.168.0.1」もしくは「192.168.10.1」と入力して検索すると、
管理画面に入ることができます。
WG1900HP2の特徴まとめ
WG1900HP2についてまとめると、
ここまでできて10,000円を割る価格です。
またドコモ光回線を使った映像配信サービス「ひかりTV for docomo」を利用する際にも、通信状況は快適という口コミもありました。
ドコモ光プロバイダのGMOでNECのWG1900HP2をレンタルして今日から使い始めたが、ほぼ設定変更せずにバリバリ快適にひかりTV for docomoが動作している。
ついに自分史上最も使いたくなかった「相性」という言葉で解決してしまった。
WN-AX1167GR2、すごく気に入って使っていたんだけど・・残念。— フーミン (@FumingChrome) October 7, 2018
正直同じスペックで、かつ同じ価格帯のWi-Fiルーターは他メーカーで見つけるのは困難と言って良いでしょう。
NECのAterm WG2600HP3
堂々の第2位はNECのAterm WG2600HP3です。
その理由は、
この5点があげられます。
性能が折り紙つき!Aterm WG2600HP3
WG2600HP3ルーターの特徴は、「ワイドレンジアンテナ」を搭載していること。
NECでも他ルーターにはなくWG2600HP3だけに搭載された360°方向に電波が届く新技術のことです。
通常スマホやタブレットなど端末の向きによって、インターネットの通信速度は上下します。
しかしワイドレンジアンテナなら、端末の置き方や向きに関わらず安定したインターネット通信が可能です。
例えば、
- スマホを寝かせた状態で快適にインターネットをしたい
- 料理するときにタブレットを壁に立てかけて動画をみたい
といったシチュエーションでも、通信が途切れず安定して使えるようになるわけです。
またNECの最上位機種だけあり4ストリームのアンテナ内蔵により、WG1900HP2と比較しても約1.3倍の高速通信が可能となっています。
ほかにも
など快適なインターネット通信環境を約束する機能が充実。
壁に立てかけたり地面に寝そべって使ったり…さまざまな体勢でスマホやタブレットを高速通信で楽しむならWG2600HP3をおすすめします。
※ ルーターの電波特性については以下記事が詳しいです↓
ちょっと高額なのがデメリット
Aterm WG2600HP3は高機能なのですが、
- Amazonと価格.comの平均値が13,000円と割高
という点から第2位という評価になりました。
機能やスペックは文句なしなんですけどね、少し割高なのは否めません。
しかし「ハイパワーシステム」や「ビームフォーミング」機能を搭載しており中距離でも強い機種であるため、3階建ての建物や屋根裏部屋でも快適な通信環境を作るなら、おすすめのルーターであることは間違いないでしょう。
WG2600HP3の特徴まとめ
ルーターWG2600HP3について特徴をまとめました。
- 13,000円とちょっと割高
機能としては超高性能ですが確実に10,000円以上の値段がかかる点をふまえ、導入までのハードルの高さからv6プラスルーターのおすすめ度は第2位という結果でした。
BUFFALOのWXR-1750DHP2
v6プラス対応のWi-Fiルーター第3位はBUFFALOの「WXR-1750DHP2」です。
このルーターが3位になった理由としては、
という3点です。
外出先からでも自宅保存した画像が見れる!WXR-1750DHP2
WXR-1750DHP2の最大の特徴は、NAS機能が使えることでしょう。
NAS機能とはネットワークアタッチストレージの略で、WXR-1750DHP2ルーターに外付けのHDD(ハードディスク)を接続することで、ネット回線を通じてハードディスクの内容を確認できる機能のことです。
例えばスマホやタブレット、PCなどを使って外から自宅のHDDの内容を確認することができるわけですね。
NAS機能は先に紹介したNECルーターにはなく、BUFFALOのWXR-1750DHP2ルーター最大のポイントと言えるでしょう。
環境で変幻自在!大型可動アンテナ搭載で快適通信
WXR-1750DHP2は大型可動タイプのアンテナを搭載しています。
このアンテナの向きををスマホやタブレット・PCに合わせることで、最大限の電波が端末に向けて供給され、より高速なインターネット通信環境をつくることができるんですね。
WXR-1750DHP2の最大通信速度が1300Mbpsなので、アンテナ可動により簡単に速度upが見込める点はBUFFALOルーターのメリットと言えます。
デメリットは割高で少し古いこと
NECルーター「WG1900HP2」と最大通信速度1300Mbpsが同様である点を踏まえ、WXR-1750DHP2のデメリットは
- 発売してから1年以上経過していること
- WG1900HP2より割高であること
- 電波が途切れるレビューがある
以上の3点があげられます。
やはり発売してから1年以上経過している機種なので少し古く、2018年7月に発売されたWG1900HP2と比較すると割高な印象があります。
また価格.comでは「電波が途切れる」といったレビューもあり、機種の当たり外れがあることが見受けられました。
WXR-1750DHP2の特徴まとめ
ここまでのWXR-1750DHP2の特徴をまとめると、
- 少し古い機種だけど割高
- 電波が途切れるレビューがある
といった内容となりました。
NECルーターよりもメリットとしては、
というレビューが見受けられたことでしょう。
個人的にはWXR-1750DHP2を検討するのであれば、やはりWG1900HP2WSR-2533DHP2をおすすめします。
ドコモ光なら高性能ルーターを無料レンタルできる
ドコモ光のプロバイダを「>>GMOとくとくBB」とすることで、以下3種類のルーターを無料レンタルすることが可能です。
プロバイダ | ルーター型番 | 外観 | 価格 | 5GHz 最大速度 |
2.4GHz 最大速度 |
---|---|---|---|---|---|
>>GMO とくとくBB |
WSR-2533DHP2 (BUFFALO) |
13,100円 | 1,733Mbps | 800Mbps | |
Aterm WG2600HS New! (NEC) |
※12,000円 | 1,733Mbps | 800Mbps | ||
WRC-2533GST2 (ELECOM製) |
17,970円 | 1,733Mbps | 800Mbps |
全てのルーターで最大通信速度1,733Mbps以上を誇っており、少しでも初期費用を下げたい人にはとても嬉しい特典と言えますね。
※ドコモ光のデメリットについては以下記事が詳しいです↓
まとめ
今回この記事を書くのに一番こだわったのは、Wi-Fiルーターがv6プラス通信に対応しているかどうか。
v6プラスは最大1Gbps(1,000Mbps)の通信速度を理論値としており、最大通信速度が1Gbps以下のルーターはとても恐縮なのですが、ランク外とさせていただきました。
ぜひ当記事を活用して、快適なv6プラスのインターネット環境を構築してください!