the Saibaseのtomicciです。
最近は開発環境のメインが完全にMacになってしまい、IEチェックが疎かになりがち(内緒)ですが…、Remote IEなるものの存在を知り、慌てて使ってみたよ!
Internet Exploereを使っている人の割合は多くて、Web開発者としては表示チェックしないといけない需要なブラウザの一つですよね。
当サイトも、ここ1カ月でIEで閲覧している人の割合が12%となっています。技術者向けの情報が多いから、少ない方ですね。それでも、IE6とIE7からのアクセスはほとんどないものの、IE8、IE9ともにそれぞれ全訪問者のうちの1.5%程度、合計で約3%のアクセスとなっています。
開発者泣かせのIE8以下、早くなくなればいいのに…!
普段のIEチェック
僕は普段、IEの表示確認ではWindows7もしくは嫁さんのWindows VistaのPCを立ち上げて確認(IE9〜IE11が確認可能)しています。合わせて、有料サービスのBrowserstackを使って、IE8や、Windows8のIEの動作確認をしています。
正直、Browserstackを使えば、なんでもチェックできてしまうんですが、先日MicrosoftがRemote IEというサービスを出したようなので、使用感がどんなものか使ってみました。
Browserstackは動作が重いので、Remote IEの動作が軽快ならいいなー…と期待しつつ。
Remote IEを使ってみる
Windowsはもちろんのこと、Mac、iPhone、iPad、Androidといった端末から、クラウド上で動作するIEの最新版を操作できるようになっているのがRemote IEです。
使用の際には、Microsoftのアカウントが必要となります。
では、手順を追ってみましょう。
1. Remote IEへアクセス
Microsoftが運営しているhttps://remote.modern.ie/へとアクセスします。
Microsoftのアカウントがない方は、「Sing up now」からアカウントを作成します。
アカウントを持っている方は「Sing in」からログインします。
以前、hotmailを使っていたという方はそのアカウントでログインできるやもしれません。
2. Remote IEにサインイン
サインイン後、手順が表示されるので、それに従います。英語ですが。
アプリをインストールしたら、さらにSign inが出てきたりして分かりづらいですが、ここまでこれたあなたなら大丈夫です。きっと。
3. いよいよRemote IEを起動
こんな画面へと辿り着いたらあと一歩!「Start」ボタンか、「IE Technical Preview」の欄をクリックしてみてください。
無事立ち上がりましたか!?
こんな感じで、Mac上でIEが立ち上がり、ブラウジング可能です。
使ってみた感想
最新のIEでの表示確認をデベロッパーツールが使えるのがいいですね。気になる動作もかなり軽快でした!Browserstackよりもだいぶ速いです。
10分間利用がないと自動的に切断されてしまったり、連続使用は1時間に限定されるといった制限事項があるようです。それでもMacなどの環境でIEが使えるのはかなり便利ですね。
フォントはメイリオで表示されていました。MacにインストールするタイプのIEのシュミレーターソフトだと、ヒラギノになってしまうんですよね。これも大きなメリットかなと思いました。