光回線で使われるG-PONとは何か!?GE-PONとの違いを解説

光回線で使われるG-PONとは何か!?GE-PONとの違いを解説 NURO光

引越しなどで新たに光回線を申し込む時に、どのサービスを利用しようかとても迷いますよね。

光回線について調べていると、「G-PONジーポン」や「GE-PONジーイーポン」といった用語が出てくることが多いと思います。

何となく通信速度は、G-PONがGE-PONより高速であるというイメージはあっても、詳しい意味は分からない人が多いのではないでしょうか。

今回はG-PONの意味と、GE-PONとの違いについて解説していきます!

G-PONジーポンとは!?

G-PONとは近年注目されている光ファイバーの伝送技術のことです。

「GTCフレーム」という独自の技術を使っており、従来の約2倍の通信速度を実現しているのが特徴です。

今までの光ファイバーで使用されていた技術「GE-PON」より高速な通信ができるので、今後普及していくことが期待されています。

G-PONは「ITU-T」という国際的な通信関連の組織で標準化されている仕様で、海外ではかなり普及している規格です。

しかし日本ではあまり普及しておらず、通信速度で劣るGE-PONが主流になっています。

そもそもPONとは何なのか

G-PONやGE-PONについてきちんと理解するためには、そもそも「PONポン」とは何かを知っておかなければなりません。

PONとは1本の光ファイバーを複数の人で分けて使う技術のことです。

Passive Optical Network」の頭文字をとってPONポンと呼ばれています。

PONは日本語で「受動光ネットワーク」と表現されることもあります。

1本の光ファイバーを1人で使えば通信速度が速くなりますが、回線事業者側の立場とするとコストがかかりすぎて採算が取れません。

月額数千円程度の使用料で光ファイバーを一般家庭に普及させるためには、PONの技術がどうしても必要なのです。

GE-PONジーイーポンとは!?

GE-PONもG-PONと同じく、1本の光ファイバーを複数の人で使うための技術です。

建物内で使う有線LANの規格「イーサネット」の信号をそのまま使える便利さから、日本の光ファイバーの規格として広く普及しました。

G-PONに比べて以下のような長所があります。

  • 設備にお金がかからない
  • システムが複雑でない

これによって月額数千円程度でのサービス提供が可能となっています。

しかし通信速度はG-PONに比べて半分ほどで、将来的にはG-PONなどより通信速度の速い規格で置き換えられていく可能性があります。

G-PONとGE-PONの違い

G-PONとGE-PONの最大の違いは通信速度です。

規格上り最大速度下り最大速度
G-PON1Gbps2Gbps
GE-PON1Gbps1Gbps

GE-PONの通信速度が最大1Gbpsなのに対して、G-PONの通信速度は最大下り最大2Gbpsとなっています。

インターネットを利用する側の私たちにとっては、G-PONとGE-PONの違いは通信速度くらいかもしれません。

日本でG-PONが普及しない理由

基本的にはGE-PONに比べてG-PONの方がシステムが複雑であり、仕組みやシステム面などで設備にもお金がかかっています。

さらにG-PONを導入する時、ベース技術の違いからGE-PONの設備を流用することができないという問題があります。

PONの種類GE-PONG-PON
標準化団体IEEEITU-T
ベース技術イーサネット同期網

1度GE-PONでサービスを提供し始めた企業は、そう簡単にはG-PONに切り替えることはできないのです。

これがG-PONの普及を遅らせる要因にもなっています。

「NURO光」がG-PONを導入できたのはなぜか!?

導入が難しくてお金がかかるG-PONを、NURO光では使えるのはどうしてでしょうか。

NURO光が光回線サービスとして後発であり、海外で普及して安価となった設備を導入できたことが、大きな理由の一つだといえます。

先ほど解説したように、1度GE-PONでサービスを提供し始めた企業は、設備投資に莫大なお金がかかるので容易にG-PONに切り替えることはできません。

また、日本で普及していないG-PONによる光回線サービスを始めたSo-netの技術者が優秀だったのも、NURO光が実現した理由の一つといわれています。

So-netが光回線事業者として後発組だったのがよかったのですね。

需要を見ながら的確に設備を増やしているように感じます。

PONの未来

ここまでGE-PONとG-PONについて見てきましたが、PONの規格はこの2つだけではありません。

通信速度と標準化された年で並べるとこのような感じになります。

過去には「ATM-PON」「B-PON」など様々な規格が登場し、さらに「XG-PON」など新しい規格が次々に登場しています。

サブレくん
サブレくん

ポン、ポン、ポン…、知恵熱が出そう

さらに2020年には最大通信速度100Gbpsを誇る新規格「100G-EPON」が登場予定で、PONの技術は未来に向けてまだまだ進歩していくと思われます。

XG-PON 下り10Gbpsという速度を実現

100G-EPONは先の話になりますが、2019年現在すでに実現しているサービスとして注目されているのが「XG-PON」です。

XG-PONは最大10Gpbsの通信速度が可能で、NURO光が2015年に「NURO光10Gs」としてサービス提供を開始しています。

最大通信速度10Gpbsは世界的に見ても最高クラスの通信速度で、より高速な通信を利用したい方には見逃せないサービスです。

料金プランも月額基本料金が5千円台と、GE-PONやG-PONと変わらない価格を実現しています。

プランNURO光 G2D / G2T
(G-PON)
NURO 光10Gs
(XG-PON)
月額基本料金5,700円 / 5,200円6,317円

※料金は全て税込表示となります

NURO 光 10Gs・6Gsのサービス対象エリアは北海道、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、東海(愛知、静岡)、関西(大阪、兵庫、奈良)、九州(福岡)の一部エリアとなります。

【出典】NURO 光 10Gs・6Gs | NURO 光

NURO光10Gsはサービス開始当初、関東、関西などの大都市圏のみでスタートしていますが、順次対応エリアが拡大してきています。

今後数年かけて、10Gのプランも広く普及していくことが予想されます。

まとめ

今回の記事ではPONの規格について解説しました。

通信速度にこだわる人はNURO光のようなG-PONによる光回線サービスを利用すると、満足のいく速度を体感できるでしょう。

大都市圏に住んでいる人は、より高速通信が可能なXG-PONを利用する選択肢もあります。

料金もG-PONとそれほど変わりません。

僕自身は、埼玉県の最北部である「本庄市」に住んでいるため、10Gという光回線が利用できるのはまだ先になりそうな印象です…(笑)

NURO光の通常プランで、有線LAN接続時に下り900Mbps台が出ていて、十分に満足して使っています。

有線LAN接続の速度
Wi-Fi接続の速度

【参考】各社光回線速度、料金の比較

おまけとなりますが、各社光回線の通信速度や料金の比較表を掲載してみます。

G-PONを採用したNURO光のみが下り最大2Gbpsを実現し、料金的にもリーズナブルである点が分かります。

各社光回線 月額料金表(戸建タイプの場合)

ネット
料金
電話基本
料金
ネット+
電話実質
料金
最大速度
ダウンロード
アップロード
無線LAN割引、
キャッシュバック等
NURO光5,200円
2年契約戸建
「G2Vプラン」
550円
北海道・関東

330円
東海・関西・中国・九州
5,547円〜2Gbps
1Gbps
無料550円〜1,100円
SoftBankおうち割

45,000円
キャッシュバック
auひかり
5,720円
2年契約戸建
「ギガ得プラン」
550円6,270円1Gbps
1Gbps
無料550円〜1,100円
auスマートバリュー

45,000円〜
キャッシュバック
ドコモ光
(GMOとくとくBB)
5,720円
2年契約戸建
「タイプA」
550円6,270円1Gbps
1Gbps
無料550円〜1,100円
ドコモ光セット割

最大5,500円
キャッシュバック

最大2万円分
dポイントプレゼント
eo光
関西地方
5,448円
2年契約戸建
無料5,448円1Gbps
1Gbps
105円550円〜1,100円
auスマートバリュー
コミュファ光
東海地方、
長野県
4,323円〜
2年契約戸建
「1Gホーム」
無料34,323円〜1Gbps
1Gbps
無料550円〜1,100円
auスマートバリュー
ソフトバンク光5,720円
550円7,145円
工事費用2年分割払い: 875円を含む
1Gbps
1Gbps
1,089円550円〜1,100円
SoftBankおうち割
J:COM7,348円
2年契約戸建
「1Gコース」
1,463円8,811円1Gbps
1Gbps
無料550円〜1,100円
auスマートバリュー

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今回の記事が光回線選びの参考になれば嬉しいです!

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