インターネットを使う場合には、ページの読み込みが早く快適に利用できる状態が理想的ですよね。
ところが実際には「インターネットの読み込みが遅くてイライラする」「YouTubeが再生されないので困っている」など、インターネットの利用に不満を持っている場合も多いのではないでしょうか。


今回はなぜネットがつながりにくいのか、通信速度の改善をするためにはどうすればいいのかを紹介します!
YouTubeの読み込み、再生が遅くなる致命的な原因5つ
YouTubeを快適に使うには、推奨される回線速度が出ている必要があります。
動画の解像度により必要な回線速度は異なり、解像度が高いほど高い速度が必要です。
動画の形式毎に推奨される速度は以下の表の通りです。
動画の解像度(動画形式) | 推奨回線速度 |
---|---|
4K | 20Mbps |
HD1080p | 5Mbps |
HD720p | 2.5Mbps |
SD480p | 1.1Mbps |
SD360p | 0.7Mbps |

YouTubeの読み込みや再生が遅くなる原因には動画の解像度や電波強度などさまざまな原因がありますが、遅くなる原因について詳しく解説します。
【原因1】高解像度の動画再生をしている
再生している動画の画質が高いほど、美しく鮮明な映像を楽しむことができます。
ところが上記の表の通り、解像度が高い動画の再生には速い通信速度が必要です。
そして一般的には、YouTubeを快適に視聴するための通信速度は10Mbps以上といわれています。
動画の読み込みにはダウンロード時の「下り」速度が関係しているため、下りの通信速度が遅い場合には解像度が高い動画の視聴は難しいでしょう。
YouTubeの読み込みが遅く再生が途切れるなどの問題が起きているかどうか知るためには、動画の解像度と下りの通信速度を計測すると原因がわかる場合があります。
通信速度を計測するためには、ネット上の通信速度測定ツールやアプリをダウンロードして利用できます。
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通信速度に大きな問題がない場合には、再生している動画の解像度を確認してみましょう。
高い解像度の動画を再生していることが原因で再生ができなくなっているかもしれません。
【原因2】電波強度が弱い場所で再生している

インターネット回線の速度は十分出ているはずなのにYouTubeの読み込みが遅い、ということもあるかもしれません。
サイトを開く時にはなんの問題もなくインターネットを利用できるけれど動画を観ていると途中で途切れてしまうという場合、電波が弱いために再生できなくなっている状態が考えられます。
家に届いている回線の速度が十分だとしても、無線LANルーターからパソコンやスマートフォンに電波を飛ばしているケースでは、ルーターから遠い部屋に行くほど無線の電波が弱くなります。
動画再生が時々途切れてしまう時には、電波強度が弱い場所にいないか電波を確認してみましょう。
【原因3】インターネット通信の帯域制限にかかっている
インターネット接続サービスの利用者が大量にデータのアップロードやダウンロードを行っていると、ネットワーク全体に負荷がかかりすぎて通信速度が制限されてしまうことがあります。
大手のプロバイダでは何百万人もの利用者がいます。
利用者が適度にインターネットサービスを使っている場合には特に問題がないのですが、大量のデータをやりとりする利用者がいると、他の利用者がサービスを使えなくなる場合があるかもしれません。
インターネット利用時に極端に大量のデータを使ってしまった場合には、プロバイダなどから速度制限がかけられることがあります。
またモバイルルーターなどの場合では、1カ月の利用上限や、短期間に大量のデータを使用した場合に制限がかけられることがあるでしょう。
【原因4】起動中のアプリが多すぎる
YouTubeの再生が重いと感じるときには、他のアプリやブラウザがたくさん開かれていることが原因の場合もあります。
画面には動画しか映っていないとしても、バックグラウンドで動いているアプリなどがあるかもしれません。
また、インターネットの画面を次々開いた後に閉じることなくそのまま動画を再生していた場合には、パソコンやスマートフォンの動作が遅くなることがあります。
ブラウザやアプリをいくつも起動させていると、CPUに負担がかかったり多くのメモリが使用されてメモリ不足になったりすることがあります。
そのため、起動中のアプリが多すぎてメモリが不足するなどの問題が起きている場合も、動画再生がスムーズにできない原因になるでしょう。
【原因5】再生端末が2.4GHz帯にしか対応していない
無線LANルーターを使ってインターネットを無線でつないでいる場合には、パソコンやスマートフォンなどの端末が無線LANルーターの電波を拾ってインターネット上の動画再生を可能にしています。
Wi-Fiの無線電波には「2.4GHz帯」と「5GHz帯」の2種類の周波数があります。
2.4GHz帯は障害物に強い電波ですが、電子レンジ等の家電やBluetooth対応の機器によって電波が干渉されやすいというデメリットがあります。
5GHz帯は通信速度が速く、電子レンジ等の電化製品によって電波が干渉されにくいのですが、障害物に弱いという特徴がある電波です。
ルーターや端末は、その規格によってどちらかの周波数しか対応していない場合と両方の周波数に対応している場合があるため、2.4GHz帯にしか対応していない機器を利用しているときには家電等の電波に干渉されて動画が再生できないことがあるでしょう。
ルーターが2.4GHz帯と5GHz帯の周波数に対応している場合には、両方の電波を同時に発信できます。
動画を再生する端末が2.4GHz帯にしか対応していない場合や、どちらの周波数帯にも接続できる機種でも2.4GHzに接続している場合には、周波数帯が原因で周囲の電波の干渉を受けて動画再生に問題が起きているかもしれません。

YouTubeの読み込みを高速化する対策5つ
YouTubeの読み込みが遅くて動画を快適に視聴することができない場合には、再生している動画の解像度を下げたり、ルーターからの電波が強い場所で端末を利用したりするなどの方法で読み込みを高速化することが可能です。
高速読み込みを可能にする5つの方法を紹介します。
【対策1】再生動画の解像度を下げる
再生している動画の解像度が高いためにYouTubeの動画再生がスムーズにできない場合には、画質を落として再生しましょう。
YouTubeの動画解像度を下げるためには、画面右上の「3つの点」をクリックしてから「画質」をクリックすると再生時の解像度を選ぶことができます。
YouTubeの最高画質「1080p」はフルハイビジョン画質のため映像は鮮明ですが、再生には推奨速度5Mbpsの高速通信が必要です。
「720p」のHD画質を再生するためには2.5Mbpsの速度、「480p」以下の低画質では1.1Mbpsの通信速度でも再生可能です。
最低画質の「144p」では画質がかなり荒くなりますが、0.5Mbpsでも再生ができるため、速度制限にかかっているときでも問題なく動画を観ることができるでしょう。
解像度を調節するときには、最低画質にまで下げなくても最高画質から少し解像度を下げる程度でスムーズな再生が可能になるかもしれません。
速度測定ツールを使用して現在の通信速度を調べてから適度な画質まで解像度を下げ、再生の状態が改善されるか試してみましょう。
【対策2】ルーター強度の強い場所に移動する
ノートパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末で動画再生が思うように出来ない場合には、ルーターからの電波が弱くなっていないかを確認しましょう。
ルーターの近くでは通信電波は強いですが、ルーターから離れた場所や壁などの障害物がある場所では電波が弱くなります。
インターネットアクセスのアンテナ本数を確認して、アンテナの本数が少ないときには電波が弱い状態といえます。
そのように無線LANルーターからの電波が弱い場所にいるために動画再生が途切れてしまう場合には、ルーターの強度が強い場所に移動することがおすすめです。
または、ルーターから遠くまで電波が届くようにWi-Fiの中継器を設置すると、電波が強くなって動画の再生がスムーズになるでしょう。
【対策3】Wi-Fiスポットを活用する
高解像度の動画を何本も観たり、アプリをいくつもインストールしたりするなど、インターネット回線を使いすぎると帯域制限にひっかかる場合があります。
そのため、自宅の回線やモバイルルーターなどでデータを使いすぎないように、大量のデータ転送を行う場合にはWi-Fiスポットを活用するといいでしょう。
無料のWi-Fiスポットは、全国チェーンのカフェやコンビニ、都営地下鉄など、あちこちにあります。
コンビニに行ったついでに必要なものをまとめてダウンロードしたり、カフェでお茶しながらのんびりインターネットを利用するなど、Wi-Fiスポットを上手に取り入れると帯域制限の心配は少なくなるでしょう。
また、自分ではインターネットをそれほど利用していないのに速度が制限されている、ということもあるかもしれません。
その場合には、自宅のWi-Fiやマンションの回線などで、周囲の誰かが大量にデータを使用していることも考えられます。
周りでそいういう使い方をしている人がいないかを確認してみましょう。
【対策4】バックグラウンドで起動中アプリを停止する
動画を再生する時にはバックグラウンドで起動されているアプリを止めておくことも重要です。
多くのアプリやブラウザを開いたままでは、動画を再生する作業に必要なメモリまで気がつかないうちに使用されてしまう場合もあるでしょう。
作業用メモリが不足すると動画再生にも悪影響が出ます。
メモリを無駄に使うことがないように、不要なアプリやブラウザは閉じてから動画を再生するようにしましょう。
【対策5】動画再生する端末の受信帯域を5GHzにUPする
無線LANで使用される受信帯域には2.4GHzと5GHzがあります。
2.4GHzは家電やBluetooth機器などでも使用される帯域のためあちこちから電波干渉を受けやすいですが、5GHzは基本的にルーターだけに使用されている帯域のため周りから干渉されることがありません。
また、5GHzの帯域の方が高速な通信ができるため、2.4GHzを利用している時よりも快適に動画を再生することができます。
2.4GHzと5GHzに対応している無線LANルーターは、基本的に両方の通信電波を発信しています。
パソコンやスマートフォンなどの端末では、ルーターから発信されている電波のうち2.4GHzではなく5GHzの電波に接続することがポイントといえるでしょう。
今どちらの周波数帯に端末がつながっているのかを知るためには、端末の接続先になっているSSIDをチェックしましょう。
SSID名は、周波数帯によって異なります。
無線LANルーター本体のシールにどちらのSSIDがどの周波数帯かを記載してあるため、本体のシールを確認するとどちらが5GHzのSSID名かがわかります。
もし2.4GHzにつながっていたときには、5GHzに接続先を変更しましょう。
もし古いパソコンなど、2.4GHz帯域でしか通信できない端末を使用している場合には、パソコンに「802.11ac」規格に対応しているUSB無線LANアダプタなどを取り付けることで高速通信が利用可能になります。
「802.11ac」規格のアダプタをつけると5GHz帯のなかでも有線LAN並みの高速通信を利用できるようになるため、端末の通信性能の問題も解決できるでしょう。


通信環境を改善して4K動画再生もスムーズに!
インターネット利用時の通信環境に不満がある場合には、思い切ってインターネット接続に必要な通信環境を変えた方がいいかもしれません。
高速通信が利用できる光回線サービスやポケットWi-Fiサービスに切り替えることで、美しい映像を楽しめる4K動画の再生まで可能になる場合があります。
光回線サービスを導入する
YouTubeを快適に視聴するためには、通信速度が速い光回線を契約するのがおすすめです。
高速な光回線としては、最大下り2Gbpsと業界最速をほこる「NURO光」か、最大下り1Gbpsですが、実質的な速度はNURO光に迫る「auひかり」をおすすめします。
自宅に光回線をつなげるには工事をする必要があり、開通までの期間がかかるなどのデメリットもあります。
ただし、一度回線を開通すれば、通信制限がなく最大1Gbpsや2Gbpsの高速通信で安定して動画を観ることができるでしょう。

まとめ
記事では、YouTube動画の読み込みが遅くなる原因や、解決方法を解説しました。
長々と書いてしまいましたが、YouTube動画の読み込みを早くする最大のポイントとしては、
当サイトではこの3点が大事だと考えています。今回の記事が快適なネット生活の役に立てば幸いです!
総務省の要請で光回線のキャッシュバック特典やモバイル端末とのセット割が終了する可能性があります。
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