NURO光はこれまで下り最大2Gbpsのプランを中心に展開していたのですが、2019年3月末より最大10Gbpsや6Gbpsの新プランを順次提供することを発表しました。
NURO光を10Gbpsや6Gbpsで契約すれば、複数端末で高速でデータのやり取りが可能となるため、大容量データのダウンロード時間を短縮することができます。
今回の記事では、NURO光の新プランの特徴や、利用上の注意点・準備するものを解説します。
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1MB = 8Mbとなります。
例えば200Mbpsは、1秒間に25MBのデータがダウンロードできるということになります。
【NURO光】10Gbpsと6Gbpsサービスの通信速度
NURO光は下り最大2Gbps、上り最大1Gbpsで通信できます。
また一部エリアでは下り最大10Gbps、上り最大2.5Gbpsの「NURO光10G」も展開中です。
今回追加された2つのプランは、「上下最大10Gbps」と「上下最大6Gbps」の通信速度となっています。
速度そのものも高速化されているんですが、下りと上りで通信速度が共通しているのが大きな違いですね。
従来の「NURO光10G」と新プランの10Gbpsでは、上りも10Gbpsに設定されているため新プランのほうが有利です。
- 動画や音楽などのファイルをdropboxやGoogleドライブといったクラウドストレージにまとめてアップロードする
- 4Kやそれ以上の高画質な動画コンテンツを視聴や配信する
こんな時は、新プランの高速通信を活用できるでしょう。
今後8Kテレビ放送や、動画の8K対応により、動画の大容量化がさらに進んでいくと予想されます。HD画像が高画質と騒がれたのがつい最近のことのようですが、もうHD画像程度では、テレビの大型ディスプレイでは粗い画質となってしまいます。

2018年12月1日から、ついに新4K8K衛星放送が始まりました。
YouTubeでも、以下の画面キャプチャのように8K動画で再生できるものを見かける機会も増えてきました。


4K動画や8K動画を家庭内のネットワークで視聴したり、動画ファイルをインターネットからダウンロードしたり、アップロードしたりするのには高速な光回線サービスの利用が必要となりそうですね。
なお最大10Gbpsや最大6Gbpsという回線速度は有線接続を行った場合の速度なので、無線接続時は概ね「1.7Gbps」が最大値となることには注意しなければいけません。
もっとも無線通信時における「1.7Gbps」でも、フレッツ光の最大1Gbpsなどに比べれば圧倒的に高速です。

現状、快適にネットサーフィンをしたい、オンラインゲームをしたい、HD画質程度の動画サービスを観たいという一般的な用途であれば、NURO光の従来の下り最大2Gbpsサービスでも必要十分です。
10Gbpsと6Gbpsサービスの料金
10Gbpsプランと6Gbpsプランの通常月額料金を表にまとめました。
参考用に、通常のNURO光や「下り10Gbps/上り2.5Gbps」の「NURO光10G」における料金も合わせて記載しています。
NURO光のプラン | 月額料金(税込) |
---|---|
新プラン 10Gbps | 6,317円 |
新プラン 6Gbps | 5,767円 |
NURO光 G2V (下り最大2Gbps/上り最大1Gbps) | 5,217円 |
NURO光 10G | 7,128円 |
新登場したプランは「NURO光10G」より安価な料金設定です。
通常のNURO光に550円プラスで6Gbps、1,100円プラスで10Gbpsと比較的少ない金額差で高速化できるので、通常のNURO光で遅いと感じられるなら必要に応じて新プランを選ぶのも良いでしょう。
高速通信する際の注意点
NURO光の10Gbpsや6Gbpsプランは、ただ契約するだけでは速度を出せません。
機器をすべてこれらの高速に対応できるものにしなければ、高速通信はできないのです。
- LANケーブルのカテゴリは適切か
- 10Gbps対応のLANポートを選んでいるか
- 端末側で高速通信に対応しているか
以上3点をしっかり確認しましょう。
LANケーブルはCAT7が必須
パソコン等の機器とNURO光のONUを繋ぐLANケーブルが高速対応のものでなければ、速度は大幅に制限されます。例えば「CAT6」では最大1Gbpsでしか通信できません。
「CAT7」のLANケーブルは最大10Gbps対応なので、NURO光で6Gbpsや10Gbpsプランを利用するならCAT7と書かれているものを使いましょう。
10Gbps対応のLANポートは1箇所
NURO光の新プランにおいて利用できるONUには4つのLANポートが搭載されていますが、10Gbpsに対応しているLANポートは1つのみ、3つは最大1Gbpsでの通信にしか対応していません。
「10GBASE-T」と呼ばれる、10Gbpsでの通信に対応したLANポートと機器をつなぎましょう。
無線LAN接続時は概ね「1.7Gbps」が最大値となります。
端末が対応していなければ、高速通信はできない
例えばパソコンの場合、搭載されているLANカードが10Gbpsに対応していなければ、せっかく10Gbpsプランを契約してもその速度は出せません。
最大10Gbpsに対応するのは、「10GBASE-T」という規格です。もし手持ちのパソコンなどが対応していないなら、対応するパーツと交換したり機器そのものを買い替えたりする必要があるでしょう。
また、PS4は有線でも最大1Gbpsまでにしか対応していないですし、スマートフォンなどの無線通信機器も基本的に6Gbpsや10Gbpsでは利用不可能なので注意しましょう。
10Gbps/6Gbpsの対応エリア
NURO光は2Gbpsの通常プランは今のところ、北海道・関東・東海・関西・九州(一部エリアを除く)となっています。
10Gbpsや6Gbpsプランは 通常の2Gbpsサービスよりもさらに限られたエリアで提供が開始されます。
具体的な該当エリアは以下となります。
※一部エリアを除く
2Gbpsのプランよりも対応エリアが狭いため、注意しましょう。
NURO光(下り最大2GbpsのG2Vプラン)の特徴やメリット
従来のNURO光の2Gbpsのプランであっても、現在も国内で最高速度を誇る光回線です。
僕自身5年半使用しているのですが、日常的に有線LANで下り900Mbps台、Wi-Fiで300Mbps台の速度が出ていて非常に満足度は高いです。


まとめ 〜2Gbpsサービスでも必要十分に高速〜
これまでも最高速度の光回線だったNURO光ですが、値段をおさえつつ上り・下り共に最大10Gbpsや6Gbpsというより優れたプランがついに登場しました。
ただし利用できる機器が対応するLANカード搭載のパソコンなどごく僅かなものに限られてしまいますし、対応エリアも大幅に限定されるため、まだ万人向けのサービスとは言えません。
今回の記事の要点は以下となります。
- 10Gbps/6Gbpsの新プランはごく一部の地域で先行リリースされる
- 10Gbps/6Gbpsの新プランを必要とする人は限られる
- 通常プランでも下り最大2Gbps、上り1Gbpsと圧倒的に高速
まだPCなどの端末側で1Gbpsよりも大きい速度の通信にはあまり対応していないというのが現状ですが、東京オリンピックに向けて映像配信はますます大容量になることが想像できるので、新プランが広く必要とされるかどうか見守りたいと考えています。
管理人「とみっち」はNURO光を3回導入し、合計5年半使用しています。
1Gbpsが主流の他社光回線よりも、複数端末での利用時に回線速度が遅くなりにくいです。
通信も安定しているので、家族と同居していて自宅でテレワークしている場合やオンラインゲーム利用などに特におすすめします。
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管理人「とみっち」は2年間使用しています。
プロバイダーは高速通信規格「v6プラス」に対応し、高性能なWi-Fiルーターを無料レンタルできる「GMOとくとくBB」がおすすめです。
通信速度ではNURO光やauひかりの2大巨塔には一歩劣るものの、十分な通信速度が見込めます。
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管理人「とみっち」は自宅で2018年4月から使用しています。
実際に何度もスピードテストをしていますが、NURO光と1、2位を争う通信速度という印象です。
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