こんにちは。@tomicciです。
Webクリエイターを名乗り、細々と活動しているよ。
目まぐるしく変わる、最近のWebフロント周りの開発トレンドには閉口している。
最近、ようやくgulp.jsを導入してみた。
いつの間にやらgrunt.jsは廃れてきていたのね。
今日は最近のフロントエンドの開発状況に関して愚痴ってみる。
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僕のHTML開発環境
Emmetでのリアルタイムコーディングが好きなので、これまでSCSSは共同開発で必要がない限りはあまり使ってこなかった。
GruntでのCSSのコンパイルされるまでの間がどうにも気に食わなかったのだ。
しかし、今月以降に携わる案件で、またSCSSを使う機会に恵まれたのと、Emmetのリアルタイムコーディング(LiveStyle)がSCSSに対応したようなので、改めて環境を作ってみている。
それにしても、この辺りの技術のトレンドを追いかけていくのは、辛い。
僕は気づけばもう33歳だけど、エンジニア35歳定年説をしみじみと実感するわー。
子育てに追われていると、勉強会とかもなかなか行きづらいし、自主的な勉強の時間も限られてくる。我が家は共働きだし、子どもを預ける人も身近にいないのだ。
ここ2年間、新しい技術を取り込むことを疎かにしていた結果、フロントの開発に関しては、すっかり浦島太郎気分だ。
もうしばらくはHTMLやプログラムを書いていたいので、知らないのはまずいと思い、新しい環境を作ってみた。。
GruntからGulpに切り替えた

遅ればせながら、GruntからGulpに開発環境を変えてみた。Gruntすら大して使ってきてないけどね。
必要に迫られてGulpを導入してみたわけだけど、これはなかなかいいわ。
コンパイルの動作は軽快に感じるし、ブラウザシンクできるのが素晴らしい。
ブラウザシンクを使えばPCやタブレット、スマホなど複数の端末でブラウザを立ち上げて、一つの画面でページスクロールやページ遷移をすると、全ての画面が連動して動く。
クロスブラウザチェックの際に、相当な威力を発揮するだろう。
そして、LiveStyleでコーディングもできたらなお良いのだが、これはまだ設定中。
…ところで、Gulpってまだこの先しばらく使い続けられそうな技術なのだろうかと、ふと疑問に思った。
すぐに消えるような技術を単に流行っているからという理由で勉強していく時間も体力も僕のようなおじさんにはないのだ。
Googleトレンドで、検索数の動向を調べてみるとしよう。
Googleトレンドに見るフロント開発ツールのあれこれ
grunt.js
grunt.jsは2013年11月に検索のピークを迎え、あっという間に廃れてきたな。
gulp.js
gulp.jsは登場以来人気のようだが、果たしてこの後どうなる事やら。
Gruntよりも動作が軽快で快適だし、当分はGruntよりもGulpを使っていきたい。
ところが、そんなタスクランナーツールにも欠点もあるようだ。
上記ページより引用すると、
gulpやgruntのようなタスクランナーには主に3つの問題がある
- プラグイン作者への依存
- デバッグでのストレス
- バラバラのドキュメント
とのことで、タスクランナーツールが必ずしも万能ではないことを実感する。
何より英語のドキュメントが理解できないと辛そうだ。
いずれはタスクランナーなんかも廃れる技術なんだろうね。デザインカンプを作れば、そこから全自動でサイトが完成したりして。
とは言うものの、現状ではHTMLコーディングを手助けしてくれそうなGulpをもうしばらくの間活用してみたい。
さて、以下からタスクランナーではないが、Googleトレンドで思いつくままに最近よく聞くフロント周りのあれこれを検索してみる。
webpack
webpackはJavaScriptの開発ツール。画像やCSSなどもJavaScriptでまとめて制御をすることが可能になる。
GruntやGulpを組みあ合わせて使うこともできる。
…らしい。
使ったことはない。
react.js
angular.js
backbone.js
coffeescript.js
導入・勉強してもあっという間に廃れていくものは多そうだな。。
登場するや否や、2、3年で使われなく技術が蔓延するなんて、魑魅魍魎世界ではないか。
日本で流行り出した頃には、海外で流行が下火になっているような虚しい状況。
これまでのHTMLの知識のように、一度身につけたら10年くらいは使えるスキルだと嬉しいのだが。
おっさんには辛い時代に突入してしまった。
最後に
Webサイトを作って欲しいというお客さんや、サービスを利用するユーザーにとっては、見た目や動作が一番なのであって、どのような技術で作られているかは全く関係ない。
流行の技術を追い続けるのが楽しいエンジニアには面白い状況かもしれないけど、年を重ねるにつれ辛く思えてくる。
僕自身は今後、エンジニアとしても成長よりも、サービスの企画を作ったり、ブログ運営に関しての知識を高めていくつもりでいる。
もちろん開発案件は精一杯やりますよ。
あと、おと風景を開発のお供に是非よろしくね。