皆さん聞いてください。事件です。
「JINS PC」や「Zoff PC」などに代表されるPC(パソコン)用眼鏡は、もはや不要になるかもしれません。
それは、PCディスプレイのブルーライトを抑え、目に優しい色合いに調整してくれるフリーソフト「f.lux」なんていうものがあるからです。
そんな素晴らしいソフトはここからダウンロードできます↓「Download f.lux」というボタンを押してください。
Windows、Mac、Linux、iPhone/iPadに対応しています。
iPhone/iPadは脱獄しないと使えないようです。
2019年現在は、iPhone/iPadは標準でNight Shiftモードが搭載されています。
目次
ブルーライトとは?眼の疲れや身体の不調の原因に…
ブルーライトとは、パソコンやスマートフォンなどのディスプレイから発せられる青色光のことです。
可視光線の中で最もエネルギーが高く、眼の中の網膜まで到達してしまい、眼の疲れや、頭痛、生体リズムを狂わせる原因となり得るとされています。
「JINS PC」や「Zoff PC」などに代表されるPC(パソコン)用メガネの発売で、ブルーライトという用語は一躍有名になりました。
ブルーライトは眼に悪い!と、度々聞かれるようになりましたね。
毎日10時間以上パソコンやスマホを見ているせいか、僕は目の調子や体調が日常的に悪いのです…。
120%ブルーライトのせいですね(個人的意見)。
そんな、眼にとって恐ろしいブルーライトですが、なんとかする方法がないか調べてみました。
…そしたら見つけたんですよ!
今回紹介する「f.lux」というソフトを使用すると、液晶画面からブルーライトの発光を減らすことができるかもしれません。
フリーソフトだし効果は半信半疑だったんですが、これが思いの外よかったので紹介します!!!
f.luxを設定してみる
f.luxをPCにインストールして使うと、青白く光っていた液晶ディスプレイの発色を、セピア色に近づけるよう調整することができます。ディスプレイって、青白さが少なくなると、セピア調の色合いになるみたいですね。
ソフトをインストールして、ブルーライトを抑えたイメージは下記のキャプチャ画像のようになります。
f.lux設定前
f.lux設定後のイメージ
青白い光よりも、電球色に近い光のほうが眼に優しいとされています。
画面を長時間見続けていると、f.luxを適用するのとしないのとでは、眼の疲れに違いが出てくるように体感しました。
色温度(ケルビン)とは?
色の明るさを温度で表す単位に「K:ケルビン」があります。
この色温度を下げていくと、ディスプレイがだんだんセピア色(電球色のような色)に変わっていきます。
車のヘッドライトに詳しい人が聞くと分かると思いますが、一昔前の車のヘッドライトは電球色に近い色をしていました。
近年では、夜の視認性やファッション性から、白く明るいライトが好まれる傾向にあります。
派手な車が好きな人の中には、さらに強烈な白以上の青白い光を求めている人達もいたりします。
電球色 < 白色 < 青白い色
上記の順番で色温度K(ケルビン)も上がっていきます。
3,000K前後が電球色、5,000K前後が白色で、それ以上は青白っぽくなっていきます。
10,000Kなんていうヘッドライトも売っていたと思いますが、ここまでくると、夜の視認性はかえって低下するようですね。
僕は5,000K前後のヘッドライトが好みです。
色温度を調整できるのがf.lux
もうお気付きだと思いますが、PCのディスプレイの色温度を調整できるのが…そう、f.luxなのです!
昼間と夜では、自然光か、部屋の明かりを使うかで液晶の見え方も異なることから、それぞれ色合いを変更することが可能です。
また、時間帯に応じて自動で調整してくれる機能もあります。
PCを使用する位置情報を登録しておくと、そこの地点(緯度・経度)に応じて、徐々に発色をコントロールしてくれる機能もあるようです。これは使わない機能ですね。
JINS PC、Zoff PCいらず!?
ブルーライトをカットする眼鏡やPCフィルムが各社から発売されています。
使用に関しては好みが分かれると思いますが、f.luxで十分効果が感じられる人は、PCメガネなどは不要ではないでしょうか??
WindowsとMacintoshのどちらにも対応しているのが嬉しいですね。
WindowsとMacどちらの環境にもf.luxをインストールして、正常な動作を確認しました。
色合いを元に戻したければソフトの起動をオフにすればすぐに変更できる点も嬉しい点です。
僕はPCのスタート時から常時起動するように設定しています。
デザインの仕事などで、色味を確認する場合は、できるだけ正確な色合いを見たいのでソフトをオフにしています。
この辺の柔軟性もすごくいいじゃないですかー!
ディスプレイに貼るフィルムタイプだと、気軽にはがしたりできないし、PC用眼鏡も着用時の煩わしさとか、持ち歩かないといけない点などがありますしね。
【設定方法】f.luxの使い方
マック(Macintosh)の場合
- スライダーをグリグリしてK(ケルビン=色温度)を調整する
- 「Start f.lux at login」にチェックを付けると、PC起動時に自動的にf.luxも起動
- 設定が終わったら、忘れずに「Done」ボタンを押して完了
f.luxを使うおすすめの設定
これは慣れもあるし、好みの問題だと思うので、調整はそれぞれ個人で見つけていくものだとは思いますが、僕は昼も夜も5,000Kを設定しています。
1年経った2014年9月現在、4,100Kを使っています。
窓際の席で明るい、もしくは暗い場所などでは設定を変更することもあります。
ケルビンをもう少し下げてもいいかなとも思いますが、Web制作の仕事をしている以上、あまり元の色合いとかけ離れた画面で見るのも、ちょっとどうなのかなというのがあります。
もちろん、必要に応じてオフにしますけどね。
画面自体の明るさを、自分が使用できる範囲で暗めに設定することでも、ブルーライトなどの有害な光を抑えることができるようですね。
これも意識して小まめに調整しています。
モニターの輝度は一番低い値を設定しています。
最近はPCディスプレイによっては、ブルーライトカット機能を搭載したものも発売されているようです。
タブレットなどにも搭載されてきていますね。「読書モード」とかで、セピア色に近い発色に切り替わると思います。
f.luxなしの画面が見れなくなる
一度慣れると、f.luxを切った画面を見た際に、青白い液晶の光が目に突き刺さる感覚がありますね…。
画面を見続けていたら、眼の奥がすぐ痛くなりそうです。最近はf.luxをほぼ常時オンにして使っています。
ホント、こんなにいいフリーソフトがあるなら、もっと早くに出会っていたかったです。。
騙されたと思って、まずは是非一度使ってみてください!
慣れるとソフトをオフにして画面を見るのが怖くなりますよ!(笑)
↓「f.lux」のダウンロードページです↓
http://justgetflux.com
念のために書いておきますが、もしf.luxを導入して体調が悪くなったりしても、当ブログでは責任を持てませんので、自己責任で利用してくださいね!