Webサービスやアフィサイトを作る際、またブログにより多くの人に記事を読まれたいという方は、できる限りSEOキーワードの選定や競合サイトの分析、そして、果たしてそのキーワードが検索エンジンから検索ボリュームが見込まれるキーワードなのか、徹底的に調べるべきです!
僕はこれまでこういった調査を疎かにしてWebサイトをリリースしてしまい、労力に見合っていない(=稼げない)作業をしてしまったことが数多くあります。
失った時間はもう取り戻せません…が、そうなるのを未然に防ぐ方法があるのです。
今回紹介する便利なWebサービスを利用して、無駄な作業を省いてください!
目次
Googleトレンド
https://www.google.com/trends/
Googleトレンドは、Googleが提供している無料のキーワード調査ツールです。
Googleの検索実績より、カテゴリ、そして国や地域ごとに調べたいキーワードの検索回数の増減を知ることができます。
トップページでは、過去24時間で人気となっている話題が掲載されています。
最重要ツールの一つ!
Google トレンド – 急上昇ワード
https://www.google.co.jp/trends/hottrends
上記「Google トレンド」内のコンテンツですが、「急上昇ワード」も非常におすすめのツールとなっていますのでご紹介します。
当日以前で、1日につき数個ずつ、急上昇ワードを表示してくれます。
テレビやニュースをチェックしていなくても、ここを見れば、その日どんなキーワードの検索回数が上昇したのかが一目で分かります。
また、Googleアカウントにログインしていれば、下記のようなウィジェットを発行したり、メールに通知することも可能です。
Google キーワードプランナー
https://www.google.co.jp/adwords
https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner
※Google Adwordsアカウントでログインして使用してください。
旧「Google キーワードアドバイスツール」です。
Google Adwordsにログイン後使用可能です。Adwordsというと料金がかかりそうで、敬遠している方もいるかもしれませんが、とりあえずログイン設定だけして、無料でキーワードプランナーを利用することができます。
「新しいキーワードの選択と検索ボリュームの取得」→「検索ボリュームと傾向を取得」欄に、例えば「自動車保険」といったキーワードを記述。その後「検索ボリュームを取得」ボタンをクリックします。
競合サイトが多いかどうか、また、検索ボリュームがどの程度見込めるか予測することができます。
「自動車保険」の例でいくと、月間平均検索ボリュームが「110,000」、競合性が「高」と表示されます。
競合性が低く、検索ボリュームが高いキーワードが、より参入しやすいキーワードとなります。
人気キーワードで競合性が高く、「自動車保険」単体で上位表示するのはかなり難しそうな印象を持ちます。
また、Google Adwordsに広告を出す際の料金から、Google Adsense広告でそのキーワードの広告が表示された場合のクリック単価の目安を知ることができます。
それは下記のような計算式となります。
推奨入札単価 × 0.2〜0.3
つまり、広告料金の20%〜30%が報酬の目安となります。今回の場合は、1クリックあたり約220円が得られる見込みと考えられます。
※これは高額な広告の例であり、通常は1クリックあたり30円程度が報酬の目安となります。
[Google Adsenseのおすすめ書籍]
他にもおすすめできるツールがありますよ…!続いて紹介しましょう。
goodkeyword.net
http://goodkeyword.net/
GoogleやBing、楽天、GooglePlayなどのサジェストを表示します。
サジェストとは、検索エンジンなどで検索した際に「他のキーワード」「関連するキーワード」などとして表示される通称「虫眼鏡」のことを指します。
例えば、「php」だけでなく、「php date」、「php foreach」などで自分のサイトに人に来てもらいたい場合(ほとんどの場合複合ワードも狙いますよね)に、ロングテールのキーワード選定に使えます。
サジェストのキーワードごとに記事やコンテンツを作る際に大変便利です!
related-keywords.com
http://www.related-keywords.com/
上述した「goodkeyword.net」に似ていますが、Googleサジェストをより多く表示してくれます。
あいうえお順、アルファベット順に表示されるのも分かりやすいです。
「goodkeyword.net」と「related-keywords.com」のどちらを使うかは、表示されるキーワードの具合や動作速度など、好みで決めればいいでしょう。
上位サイトの使用キーワード抽出ツール
http://a-rooms.com/lsi/
自分が狙ったキーワードで、実際に上位表示している10サイトは、どのような関連語を使用しているか調べたい場合に使えます。
連続で使用すると制限がかかるようですのでご注意を。
SEO検索エンジン最適化 キーワード出現頻度解析ツール
http://www.searchengineoptimization.jp/keyword-density-analyzer
個別にURLを入力して検索することで、調べたいサイトのキーワード出現率をチェックしてくれます。
結局のところ一番のSEO対策は良質なコンテンツを作るに尽きますが、どうしても上位表示できない場合は是非参考にしてみてください。
検索エンジンの検索結果って結構デリケートなので、ちょっと文章を変えると順位が変わったりするので面白いですよ。
キーワードアドバイスツール|フェレットプラス
2018年2月現在アクセスできなくなりました。
http://tool.ferret-plus.com/tkwsearch
調べたいキーワードを調査すると、関連語と検索数を多い順に表示してくれます。
無料登録が必要ですが、フェレットはSEOに使える機能が幾つかあるので便利です。
無料アカウントでは3件だけですが、SEO順位チェックツールもあります。
MacユーザーにおすすめなSEO順位チェックツール
おまけ的な情報ですが、MacユーザーにおすすめなSEO順位チェックツールはこれです!
600円とコストパフォーマンス最高です。値上げの可能性大ですので、早めに買っておくのをおすすめします。
【2016年1月25日追記】
最近使っているツールも追加しておきます!
最新 – 急上昇ワード 【Yahoo! Japan】
http://searchranking.yahoo.co.jp/rt_burst_ranking/
Googleトレンドの「急上昇ワード検索」とは異なるキーワードをちらほら見かけますね。
YahooとGoogleどちらのワードを選定するかは、サイトの内容にもよるかもしれません。
芸能人とか、いわゆるトレンドアフィリエイトで使えそうなキーワードや人名は、GoogleよりもむしろYahooで探すといいかもしれませんえ。
この辺は、色々試してみて、自分に合うものを見つけていくしかなさそうです。
検索トレンド 【Yahoo! Japan】
検索のトレンドをYahoo!プロモーション広告スタッフがブログで発信しています。
例えば、「2016年4月に検索されるキーワードとは?」と言った記事は、これから検索流入数が見込まれるページやコンテンツを作る際に参考になります。
超具体的に「日傘 uvカット 100 折りたたみ」なんていう複合ワードまで登場しています。
旬感ランキング【BIGLOBE】
http://search.biglobe.ne.jp/ranking/
BIGLOBEも急上昇ワードランキングを出しています。
Yahoo!やGoogleよりはチェックしている人が少ないんじゃないですかね。当日のランキングが出ていないのが痛いですが、女性別、男性別の急上昇ワード一覧を見ることができ、使える場面がありますよ。
http://search.biglobe.ne.jp/ranking/sougou/women_r1.html
Twitterのトレンドをチェック
ここまで紹介してきたものよりも、さらに直近のトレンドキーワードをチェックする場合は、Twitterでチェックしましょう。
Twitterの「トレンド」
https://twitter.com
Twitterアカウントを持っている人は、ログイン後、トレンドを確認できます。
キーワードは10個のみの表示ですが、このトレンドは、自分の住んでいる場所に合わせたり、都市部に変更したりとカスタマイズができます。
ついっぷるトレンド
Twitterの公式サイトの「トレンド」よりも、より詳しくキーワードを分析したい場合は「ついっぷるトレンド」を使用します。
「ツイート」や「ニュース」、「まとめ」、「有名人」、「HOT!」など、細かく見ていくことが可能です。
日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/
家電屋自動車の新製品情報やイベント情報など、最近”旬”となる情報をチェックする際に使えます。
各記事に悩んだ時は、読み物として色々と読んでいると、書きたい記事が見つかるかもしれませんよ!
以上、今回はキーワードを選定するツールに関してご紹介しました。
僕自身、まだまだキーワード選定は勉強中の身なので、役に立ちそうな情報があれば、どんどん発信していきますね。
Webサイトを作る際にはキーワード選びを最重要視しましょう!!