近年のJ-POPアーティストに垣間見る文学ロックの本質を探る

こんにちは!ライター本宮です。

みなさんは曲を聴いていて、物語を読んでいる感覚におちいったりすることってありませんか?

そんな音楽を聴いた後はなんともいえない余韻が幸福感をもたらしてくれたりするもの。詩の独特の世界観にハマる人も多いことでしょう。

今回は、文学ロックにフィーチャーしてその本質を探っていきたいと思います。

文学ロックってどんなジャンル?

まず、みなさん文学ロックと聞いてなにを思い浮かべますか?

歌詞に世界観のある曲でしょうか。

文学的なロックでしょうか。

ん〜。なんだか考え込んでしまいますよね。

でも、悩む必要はありません。

全て正解なのです。

なぜなら文学ロックというジャンルに厳密な定義など存在しないからです。

だからこそ、文学ロックは広く浅く、ポテンシャルに富んだジャンルだと言えます。

文学ロックは簡単に言ってしまえば、文学的ロック調のものです。

それでは文学的とは一体どのようなものを指すのでしょうか?

文学とは思想や感情を、言語で表現した芸術作品のこと

しいていうならば、世の中に存在する全ての曲は文学的であると言えるわけですね。

しかし、今日の日本においてはメロディよりも特に詩に重きを置いた音楽が文学的と言われているようです。

掘り下げてみてわかるボブディランの偉大さ

日本の音楽史は一度置いておいて、世界の文学ロックの歴史をみていきましょう。

一般的にポピュラーミュージックが誕生したと言われるのはビートルズが登場した1960年代です。

ポップスの古典とも称されるビートルズが、親しみやすいメロディで人気を博したのはいうまでもありません。これは音楽史にとって重要なメロディ革命でした。

実はそれと同時期にそれまでの音楽になかったの変化もありました。

それはボブディランの登場でした。

彼は、それまでメロディが主役を務めていた音楽のあり方を変えてしまったのです。

哲学的や難解な詩の導入によって、それまでサブだった歌詞をメロディと同じ重要な位置まで引き上げたのがボブディランでした。

ボブディランは2008年には卓越した詩の力による作詞がポピュラーミュージックとアメリカ文化に大きな影響を与えたことから、ピューリッツァ賞特別賞を受賞されています。

また、ノーベル文学賞の候補に入ったミュージシャンは今までで彼一人だけです。

文学ロックは曲の長さなど気にしない!!

さて、日本の文学ロックをみてみましょう。

いくつかご紹介させていただきますので、ぜひご一聴ください。

THE NOVEMBERS / 今日も生きたね

amazarashi / この街で生きている

urema / 笑う

独特の世界観がありますね。

不安定だけど、なんだか落ち着く。文学ロックには相容れない魅力的な味わいがあります。

また文学ロックは曲が長くても気になりません。

一般的に売れる曲は4分30秒前後のものが多い傾向にある日本。

これはコマーシャルなどタイアップのために、そうならざるを得ないというのは分かりますが、文学ロックには関係ありません。

歌詞を十分に盛り込もうとすると、曲のタイムが長くなるのは背に腹をかえられないもの。

しかし、一曲聞き終わるころには違う世界があなたを待っていることでしょう。

眠れない夜には、落ち着かせてくれる文学ロックを聴いて過ごすのもいいではないでしょうか。

まとめ

現代の文学ロックに属するアーティストも、その系譜を辿れば1960年代にさかのぼります。

想いや気持ちを伝えるために発達してきた文学ロック

その進化はとどまることなく今後も時代と共に変化していくことでしょう。

また文学と同じように文学ロックを純文学大衆文学に分けて聴いてみるのも面白いかもしれません。

Facebookアカウントでコメント

※本コメント機能はFacebookによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してザ サイベースは一切の責任を負いません。