海外のバンドにイラストを提供するNukui Bogardの活躍がすごい!そのモチベーションは一体どこから?

こんにちは。@tomicciです。

僕の川越仲間の一人に、イラストレーター・グラフィックデザイナーとして活躍中のNukui Bogard氏がいる。

彼は、海外のバンドや国内のバンドをはじめとして、著名な方々のイラスト制作に携わっている。

最近だとインドネシアのパワーポップバンドPee Wee Gaskinsのアルバムジャケットデザインを担当し、川越経済新聞、さらにはYahoo!ニュースに転載されていたよ!

また、僕が大好きなスウェーデンの3ピースバンドFreak KitchenのTシャツのデザインまで手がけているではないか・・・!

こちらもつい最近のことだ。

そんな大活躍中の彼だけど、実は会社員で日中はWebデザイナーとして仕事をこなしている。

バンドや著名人にイラストを提供するといったことはサイドビジネスとして個人で取り組んでいるとのことだけれど、そもそもどうしてこんなにも活躍できるのか、その秘訣を探ってみる。

Nukui Bogardとは!?

Nukui Bogard(ヌクイ・ボガード)氏を紹介しよう。

彼は埼玉県川越市在住のイラストレーター・グラフィックデザイナーだ。

Web制作会社でデザイナーとして手腕を発揮する傍ら、サイドビジネスとして、数々のミュージシャンのアルバムジャケットやツアーグッズ、著名人のイラスト制作などをおこなっている。

まずは、彼のイラストレーターとしての実績を見てほしい。

Nukui Bogardの実績

バンド

  • P.O.D.
  • Little Feat
  • Freak Kitchen
  • Andrew W.K.
  • MXPX
  • UK SUBS
  • Bowrling for soup
  • LESS THAN JAKE
  • We Banjo 3
  • Pee Wee Gaskins
  • Hawaiian6

その他

  • 三船 敏郎
  • 野口 健
  • BILLIONAIRE BOYS CLUB
  • Tiger of London
  • ホイスグレイシー

さらに詳しい実績は、彼の公式サイト内のコンテンツ「WORK - NukuiBogard」からチェックできる。

なぜこれだけ著名なミュージシャンや人物の仕事に携わるようになったのか、こういった活動を始めたきっかけはなんだったのか、インタビュー形式でお届けしよう。

普段はWeb制作会社で働いている

──(とみっち): 普段はどんな仕事をしているんですか?

Nukui Bogard(以下NB): Web制作会社でデザイナーとして働いています。

アプリの開発や、企業のウェブサイトのデザイン、印刷物のデザイン、イラストなどをやっています。

イラストレーター業を始めたきっかけはSlipknotのポスターコンテスト

──イラストレーター業を始めたきっかけはなんだったのですか?

NB:以前は友達のバンドのCDジャケットをデザインするぐらいの活動だったのですが、2011年に海外でSlipknotのポスターデザインコンテストがあり、コンテストというものに初めて応募しました。

応募後すぐに反応はなく、だいぶ経って自分のコンテストへの情熱も冷めてきたある日、なんとそのデザインをSlipknotのオフィシャルfacebookで名前付きで紹介してもらいまして!

Designed by Nukui Bogard

そのアクションがとてもすごく、反響も今まで感じたことないくらい凄いもので。

──アクションというのは、Slipknotのfacebookページを見たファンからの反応ということでしょうか??

NB「いいね」が10万件以上となり、嬉しいコメントが多くて、さらに外国人からメールが何件か来たり、直接デザインの依頼があったりしました。

そういったことが自信に繋がって、

「国内では今のところ反響は大きくないけれど、もしかしたら海外で勝負したらどうにかなるかも

と思ったのがきっかけです。

Slipknotにはほんと感謝してます。

足を向けて寝られません(笑)

──Slipknotのポスターコンテストで反響が得られ、その後、他のアーティストのコンテストなどにも応募したのですね。

海外では、バンドのイラストを募集するといったコンテストが頻繁に開催されているのですか?

Nukui Bogard(以下NB): コンテストサイトみたいなのは結構あって、日本より応募することに敷居は低い印象を受けて、これならできるかなと思いました。

有名なバンドから無名のバンドまで、様々なジャンルで開催されています。

日本だと住所とかが必須要項ですが、海外ではメールアドレスだけで応募オッケーみたいな感じも自分に合っているなと。

──なるほど・・・!そういったコンテストが海外でも日本でも開催されているのですね。

イラストレーターの人には、コンテストでの実績は武器になっていきそうですね。

活躍の裏に隠された相当な努力

──これだけ沢山の海外のミュージシャンの作品などに携われるのってどうしてなんでしょう?

NB: いやーほんとまだまだです!その何百倍も海外のミュージシャン宛にメールをしたり、コンテストの応募メールを送った結果です(笑)

自分よりもイラストが上手い人は五万といるし、作品に個性を持ってる人がただただ羨ましいです。

しかし、自分の武器は似顔絵を描くことだと思っており、海外のバンドメンバーのキャラクターとかってほとんど似ていないものが多く、髪型と輪郭で合わせてるだけといった感じなので、これなら自分の方がうまく描ける!と思った部分はありますね。

そこが自分の強みとして、作品が取り上げられたりする入り口になればなと。

あとは特に経歴も受賞歴もないので、国内だとそっちを優先されている傾向があるんじゃないかなと、まぁ勝手な憶測で、ひがみ妬みなんですけど(笑)

肩書きが何もない自分なので、海外ならあんまり関係ないかなと思ったところがあります。

逃げ道を探していたら、道があった。そんな感じかもしれません。

──なるほど。国内のバンドのイラストなどを担当できる人というのは、経歴や過去の受賞作品などを重視されているかもしれない、ということですよね。

これは、僕の感覚ですが、特定のイラストレーターやデザイン会社が有名なバンドやレーベルに囲い込まれていて、仕事をこなすという、ちょっと内輪な感じが国内にはありますね。

残念なことにオープンではなく、割とクローズな世界になっている印象があります・・・。

それに対して、アメリカを始め、海外では新しい風を吹き起こしそうな新鋭デザイナーの作品を積極的に受け入れてそうな印象を、今回の話を聞いて持ちました。

デザイナーがポートフォリオなど、海外のバンドに実績を送っておくと、気になったものはデータをストックしておいてくれて、今回のデザインのテイストにはこのデザイナーかな、などと実績のデータを引っ張り出して見ている・・・のかもしれないですね!

英語が話せなくてもチャレンジできる

──英語は得意なんですか?

NB英語はしゃべることができません。

というより、

「海外の人を相手にしても、何とかなるんじゃないか?」

と思っています。

毎年、年初の目標で「英語を勉強する」と書いているのですが、今年も何もせず半年が過ぎてゆきました(笑) 

とりあえず伝えたい気持ちを英語にして、返事が返ってきたら"なすがまま"でやっています。

伝えたい事を書く、言うのは全く進歩はないですが、読む力は以前に比べて上達したような気がしますね。

でも、怖いのがメールのやり取りをしているだけで「英語ができた!」と勘違いしてしまうことなので、やはり、今後の課題は英語のコミュニケーション能力の向上です。

きっとまた来年の目標でも「英語を勉強する」と書きますね!(笑)

──英語が苦手でもとりあえずやってみたらどうにかなることもあるということですね!

僕はこれまで、海外の人と仕事をするためには、まずは英語を勉強して、ある程度喋ることができるようになってからと思っていました・・・。

なんだか、考え方を改めようという気になってきましたよ。

海外のミュージシャンにも、ためらわずに連絡をしてみる

──海外のミュージシャンに、ためらわずに連絡できる秘訣があれば教えてほしいです。

NB: 言葉や文化は違えど、気持ちを伝えればどうにかなるんじゃないかと思っています。

以前は海外の方と仕事をする事が想像できませんでしたし、英語ができない自分がもどかくして、どうにもこうにもならなかったのですが、とりあえず連絡してみたら何か起こるかも・・・という気持ちで今もやっています。

何もしなきゃ何も起きないので、とりあえず今自分ができる事をやるという感じです。

──すごい・・・。海外の人と、得意でない言葉で話すのも勇気がいるのに、それが大物ミュージシャンとなると、なかなか勇気が持てません。。

でも、海外のミュージシャンも人間ですもんね。宇宙人じゃない。

あ、Slipknotは人間じゃない気もしますが(笑)

僕も自分が作るWebサービスや音を、海外のミュージシャンにも積極的にアピールしていこうと思い始めました・・・!

Nukui Bogardの目指すもの

Designed by Nukui Bogard

──今後Nukui Bogardさんが目指すものを教えてください。

NB: 色々と挑戦しながら、これだ!という自分のイラストのタッチと方向性をみつけていきたいです。

できることからコツコツと、いずれは独立できるくらいになっていきたいと思っています。

そして今後も地元川越から発信していけたらいいなと思っています。

あといつか、とみっちさんと何かやれたらいいなと思っています!

──Nukui Bogardさんは、もう十分自身のイラストのタッチと方向性があるように思うんですがね。

しかし、まだまだ満足いっていないというのは追求のしがいがありそうですね。

嬉しい!是非とも今後何か一緒にやりましょうね!

限界を自分で決めないことの大切さ

Nukui Bogard氏にインタビューをして、実は我々の周りにはすごく沢山のチャンスが溢れているんだと改めて考えさせられた。

こんな有名人や会社に連絡しても、自分は取り合ってもらえないだろうなんて、限界を自分で決めてしまっているものだ。

海外の大物ミュージシャンから仕事をもらうなんて、コネもないし、英語も話せないし、普通は無理だと思ってしまう。

僕自身も、海外のミュージシャンにコンタクトを取る・・・なんていう発想は、全く持っていなかった。

「自分には無理だ」

残念なことに、そう思った時点で自分自身で心にブレーキをかけてしまっている。

案外自分にもチャンスはあると考え、ちょっとだけ心のブレーキを外すだけで、もっと世界は開けてくるのかもしれない。

また、活躍している人が輝いて見えるけど、その裏では、ビックリするくらい相当な努力があるんだと改めて気付かされた。

ちょっとやったくらいでダメだったといって、すぐに諦めているようでは一生輝くことはないだろう。

Nukui Bogard氏から学んだ大切なことだ。

もちろん、Nukui Bogard氏のイラスト能力が素晴らしく、これまでに携わってきた数々の作品が、彼自身の大きな武器となっているのは間違いない。

本人は自分のイラストに個性が欲しいと言っていたが、現時点でも十分個性的で素晴らしい。

これから、さらにイラストも進化するだろうし、どんな活躍を見せてくれるのか、彼から目が離せない。

我々も臆することなく様々な人達にコンタクトを取っていくと、道は拓けていくのかもしれない。

どんな大物であっても、同じ人間だしね!

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ABOUTこの記事を書いた人

とみっち

数年前までバンド活動してました。ブログ、サイト運営で食べてます。フリーランス歴7年のWebクリエイター。飄々と生きています。これでも育児頑張ってます。長野市出身。埼玉県川越市在住。【興味】音/Web/車(GolfV GTI等)/田舎/旅/酒 ※自然の音からデスメタルまで聴きます。@tomicci 詳しいプロフィール【運営サイト】 ザ サイベース おと風景