こんにちは!今乗っているゴルフ5 GTI(中古)を買う際に、現行のマツダアクセラスポーツとどちらを買うか激しく迷っていたTomicciです。
http://www.mazda.co.jp/cars/axela/grade/#axela-sport
長い間気になっていたアクセラを丸1日乗り回せるマツダの「1日試乗キャンペーン」を利用する機会があったので、感想をまとめます。
2016年9月、ビッグマイナーチェンジした新型「アクセラ AXELA スポーツ 15XD」に試乗したんでこちらの記事も是非合わせて読んでみてください!
目次
MAZDAが力を入れている車
http://www.mazda.co.jp/
マツダのサイトを見てもらえれば分かるように、同社は現在、
- デミオ
- アクセラ
- アテンザ
- CX-3
- CX-5
- ロードスター
に力を入れています。
ミニバンのうち一部は次期CXシリーズとしてラインナップされるという説もありますが、開発はあまり乗り気じゃないんじゃないかと予想されます。
やっぱり、走っていて気持ちの良い車の開発に重きを置いている会社ですね。
先日のモーターショーではMAZDA RX-VISIONが発表され、ロータリーエンジン搭載のRX-7が復活というニュースも話題になっています。
ロータリースポーツであるRXシリーズの新型車は、2017年、2020年あたりにきっと登場することでしょう!楽しみですね。
マツダの鼓動デザインのプロジェクトが好きであれば、アクセラのデザインは、きっと好きになるものでしょう。
力強く、男らしいデザインですよね。いつまで続くのかわかりませんが、デザインコンセプトが今ひとつはっきりとしていなかった日本の自動車メーカーの中では革新的な挑戦だと思いますし、是非マツダにはこのプロジェクトを長く続けてほしいものです。
それでは、アクセラスポーツ15Cのスペックを紹介します。
アクセラスポーツ15Cのスペック
マツダのサイトより、主要諸元表を引用してみました。
アクセラの最上級グレードXDとも比較しています。
主要諸元 | 15C | XD |
---|---|---|
全長 (mm) | 4,460 | 4,460 |
全幅 (mm) | 1,795 | 1,795 |
全高 (mm) | 1,470 | 1,470 |
ホイールベース (mm) | 2,700 | 2,700 |
乗車定員 (名) | 5 | 5 |
車両重量 (kg) | 1,260 | 1,430 |
タイヤサイズ | 205/60R16 | 215/45R18 |
ホイールタイプ | スチール | アルミ(高輝度塗装) |
最小回転半径 (m) | 5.3 | 5.3 |
サスペンション (フロント) | マクファーソンストラット式 | マクファーソンストラット式 |
サスペンション (リア) | マルチリンク式 | マルチリンク式 |
ブレーキ (フロント) | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ (リア) | ディスク | ディスク |
エンジンタイプ | SKYACTIV-G 1.5 | SKYACTIV-D 2.2 |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16 バルブ |
水冷直列4気筒DOHC16 バルブ直噴ターボ |
エンジン総排気量 (L) | 1.496 | 2.188 |
エンジン最高出力 (kW<PS>/rpm) |
82<111>/6,000 | 129<175>/4,500 |
エンジン最大トルク (N・m<kgf・m>/rpm) |
144<14.7>/3,500 | 420<42.8>/2,000 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 軽油 |
タンク容量 (L) | 51 | 51 |
SKYACTIV-DRIVE | ○ | ○ |
JC08モード燃費 (km/L) | 20.4 | 21.4 |
XDグレードになると、ディーゼルターボであることから最大トルクが強烈ですね。どんな感じなのか、こちらにも是非乗ってみたいです。
アクセラスポーツ15Cの外装
僕はシンプルに見えるデザインの方が好きなので、アクセラスポーツはちょっと無骨に見えてしまいますが、それでも外装はすごく格好良くできています。
ただし、15Cは一応スポーツモデルのはずなのに、車高がかなり高い。ホイールハウスに拳一つ入りますね。
…車高調入れたくなりますね。
こういうの、シャークフィンアンテナっていうんですね。格好いい。
15Cモデルでは、マフラーの音は随分と大人しいですが、普通の車よりは少し直径が太めになっているようです。
エンジンルーム。アイドリングストップでは、再発信時のもたつきが気になる車が多い中、アクセラのi-stopは実に優秀で、瞬時にエンジンがかかり発進することができました。燃費向上にどこまで貢献しているのかは正直分からないんですが、アイドリングが静かでいいですね。
アクセラスポーツ15Cの内装
逆光凄まじくお見苦しいですが、車内の写真です。マツダ車のインテリアは、ここ数年質感がかなり向上してきてますね。
エアコンは、運転席と助手席で温度設定が独立しています。
運転席のドアポケットのドリンクホルダーは、もう少し大きく作られていると良かったですね。大きめの財布は入らないか、入ったとしても取り出すのがキツキツになりそうです。
ドリンクが1本と、財布や小物を入れるくらいのスペースは欲しいですよね。
サイドブレーキ回り。こちらにはドリンクが2本立てられます。肘掛けを開けると、小物を収納できるトレイがあって、その下にはUSB端子が2つ!、AUX端子や、SDカード端子まであります。便利ですねー。データをナビに移動するのはもちろん、USBメモリーにオーディオデータを入れておいて、再生するといった使い方もできます。
試してみなかったんですが、このUSB端子はそのままスマホの充電にも使えそうですね。
ドアの内張りもまずまずの質感。
後部座席
後部座席には残念ながらエアコンの吹き出し口はないんですね。
ラゲッジルーム
ラゲッジルームは、日常使いでさほど困らないほどの容量があります。
後部座席を倒した時に、シートベルトが伸びてしまうのはかなり間抜けですね。
ラゲッジルームの横には簡単に内張りを外せるようになっている箇所があり、ジャッキが収納されています。ブレーキランプなどの交換も自分でも簡単にできそうです。
MAZDA CONNECT(マツダコネクト)
マツダコネクトもあれこれと触ってみたので紹介します!
Bluetooth接続ができるので、僕のiPhone6と接続してみました。
この状態でiPhoneのMy Musicを再生するとカーオーディオで再生できます!iPhone、マツダコネクトの画面、どちらからでも楽曲を再生することが可能でした。今はこんなに便利になっているんですねー。。僕が始めて車に乗った時は、オーディオはもっぱらカセットテープでしたよw
テレビもバッチリ視聴可能。綺麗でしたが、走行中は安全対策で写りませんでした。走行中にナビを操作したり、テレビを見れるようにする裏技はあるらしいです。
スピードメーター部分にも燃費が表示されますが、マツダコネクトの画面では燃費やドライブアシストなどの情報がより詳しく表示されます。
スマホとBluetooth接続すると、連絡帳などが同期しますし、ハンズフリーで電話もかけられます。かなり便利。
あまりいい評判を聞かなかったマツダコネクトですが、意外にも良かったです。慣れればかなり快適に使えるんじゃないかと思います。
とは言え、オーディオにこだわりたい、別のカーナビなどのシステムを導入したいといった場合に、交換が不可能な点はちょっといただけません。
どの車でも言えますが、液晶画面なんか、iPadが代用できて、取り外しができて自宅に持ち帰って色々と設定できたら最高なんですけどね。
残念ながら、こういった部分はメーカー側の利益を守るための都合となりますよね。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ
アクティブ・ドライビング・ディスプレイには車速や、前車との間隔、カーナビと連動して進行方向などの情報を表示してくれます。
エンジンをかけるとメーターフードの前方に自動的に立ち上がり、男心をくすぐります。昔からあるアイテムではありますが、こういう装備はワクワクしますね。まさにコクピット。
ここに表示される内容を確認するのは、運転中で会っても視線の移動が少なくて済むので、かなり楽ですね。これいいなー。
ライト類
ライトは15Cはハロゲンで、HID(ディスチャージヘッドランプ)はオプションのようです。試乗車はHIDでした。
ポジションランプはLEDで、綺麗なホワイト光ですね。リアのブレーキランプや、ポジションランプもLEDとなっていました。
ライセンスプレートや室内灯はハロゲンとなっていて、これもどうせなら全部LEDに統一してもらえれば嬉しいんですが、オプションですかね。
ライトを点灯した状態でのスピードメーターやアクティブ・ドライビング・ディスプレイの視認性も良好です。
ゴルフ5 GTIとの写真
僕が所有しているゴルフ5 GTIと並べて写真を撮ってみました。
昔はゴテゴテしている車が好きでしたが、今は割とシンプルな見た目ながら走行性能が高いものが好きです。
ゴルフは大人しいので、もうちょっといじっていきたいところです。アクセラとゴルフの中間くらいの派手さがちょうどいいですね。
アクセラ、迫力ありますね!
運転した感想
アクセラスポーツ15Cは1.5LのNAエンジンなんですが、街乗りではそんな低排気量のエンジンだと感じさせないくらいキビキビとしていて驚きました。
とは言え、登り坂の運転や、高速道路での運転では、普段2Lターボ車を運転している人間としては走りに物足りなさを感じてしまいます。
これがスポーツモデルだと言われるとガッカリですが、普通の人が楽しく運転する分には問題ないでしょう。
足回りは全然固くなく、赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて運転しても全く問題なさそうですね。座席も柔らかいです。
先述したとおり、マフラーは実にジェントル。排気音が静かです。
i-stopは実に優秀で、ブレーキから足を離すや嫌な即座にエンジンがかかります。アイドリングストップが嫌いな人も、スピードメーター右下のボタンを長押しすることで、簡単にオフにできます。
アクセラスポーツ15Cの燃費
混雑している街の中をノロノロと運転していた際、平均燃費計を確認したところ10km/l程度でした。LEGACY BH5やゴルフ5 GTIでは、このような状況では6km/l程度なので大分期待できる値です。
街乗り、続いて田舎道や高速道路の走行を150km程度行った結果、平均燃費は16km/lでした。走りを確かめながら運転していたので、もっと丁寧に運転すればさらに燃費は向上することでしょう。
アクセラスポーツ15Cは買いなのか
1日試乗してみて分かったことは、ゴルフ5 GTIとアクセラスポーツであれば僕はGTIを買って正解だったなということです。一度くらいドイツ車に乗ってみたいと思っていたからというのが大きいです。
とは言え、これは万人に言えることではなく、走行性能や、外観、内装の好みによる部分が大きいです。
快適装備も燃費も確実にアクセラスポーツが上ですし、修理費などを含めた維持費は、ゴルフの方がかかってしまうことでしょう。
最上級グレードのアクセラスポーツXDであれば、トルクフルな走りが楽しめそうですし、ディーゼルでは燃料費が安くなることが期待できます。とは言え、XDは300万円をオーバーする車なのでその価格帯であれば外国車も認定中古でかなりいいものが選べますし、悩むところですね。
300万円以上も新車に支払える人はガソリン代の支払いに困ることはないですしね。
200万円以内で、国産で上質なコンパクトカーを買いたいとなると、15Cが間違いなく選択肢の一つに入ってくるでしょう。
是非一度、MAZDAの「1日試乗キャンペーン」でじっくり試乗してみることをおすすめします!
https://www.kanto-mazda.com/event/
アクセラスポーツ15Cを運転し終えるや否や、営業さんがロードスターも運転してみますかと言ってくれたので、試乗しましたw
こちらの記事も是非どうぞ。